兵庫県豊岡市但東町赤花572-1
0796-56-1116
◆ご宿泊料金改定のお知らせ(2024年4月29日)
日頃より八平をご利用頂きまして、誠にありがとうございます。2024年5月1日のご宿泊分より素泊まりのご宿泊料金を下記の通り変更をさせて頂きますことをお知らせいたします。
素泊まり1泊 (変更前)3,500円→(変更後)4,000円
大変心苦しいご案内となりますが、日頃より八平をご利用いただいております皆様におかれましては、何卒ご理解くださいますようお願いいたします。
■改定後のご宿泊料金
1泊2食付き
大人(中学生以上)7,000円、小学生5,000円、小学生未満3,000円
※乳幼児など非常に小さいお子さんについては電話にてご相談下さい。
素泊まり(食事なし)
1名4,500円
ご不明点がございましたら、お電話(0796-56-1116)にてお問合せください。
何卒ご理解とご了承をお願い致しますと共に、今後ともよろしくお願い申し上げます。
農村体験館 / 農家民宿八平だるま
何にもないのが良い
緑豊かな山里にある民宿です。昔の農家で作っていたそば、コンニャク作り、農作業が体験できます。 親戚の家に遊びにきたような雰囲気がいいと、毎年訪れるリピーターも多数。食事は囲炉裏を囲んで、旬の野菜、そばなど田舎料理で満腹。テレビもクーラー(現在はコロナ対策で設置)もありません。農村をまるごと体験したい人におすすめの宿です。
また、関西で初のどぶろくの製造免許を取得(2004年12月)しています。
ごあいさつ
限界集落で手作りスタート
皆さんこんにちは!!農村体験館『八平』の主の能勢勇です。この八平は、6戸の隣保で出資をしてスタートしました。6戸の隣保の内、3戸は後継者が都会に出ていって、残り3戸も50歳以上で、先が見えてきました。そこで、以前より仲間と、食事付きの宿泊施設を村おこしとして、やってみようと話していたところ、旅行好きの友人から、「長野の山の中に『たかやす』という農家民宿があるから行かないか?」と、誘われました。 そこには、納屋を改造した建物があり、中には板張りの囲炉裏があり、たくさんのごちそうでもてなしてくれました。その時、自分達の幼い頃におじいちゃんやおばあちゃんが囲炉裏のそばで、草履を作ったり、臼を引いていたのを思い出しました。その旅行の帰り道で、「うちの隣保でもやってみようじゃないか」との話しになりこれが『八平』のスタートになりました。 私達の但東町では、大きな山があるではなし、形のいい川があるわけでもなく、普通の町ですが、『何もないところですが、来て下さい!!』をキャッチフレーズにしています。 八平の体験も、小さい頃にやっていた人生の体験をひとつひとつ再現しながら、来てくれた人達に田舎ののんびりした生活を体験してもらう、をテーマに頑張っています。 手の空いている人、田舎のない人は、自分の田舎作りに1度でも2度でもやって来て下さいね!!
八平誕生のおはなし
誕生から現在
過疎の集落でスタートした農村体験館八平。これまで幅広い年齢層、または様々なジャンルで活躍されておられるお客さん、リピーターなどのたくさんの方にに支えられ現在に至っています。そんな多くの人達をひきつけ、過疎の集落に活気をもたらすまでになった八平の誕生のキッカケから現在に至るまでのおはなしです。
八平誕生のキッカケ
わずか6戸の小さな集落
但東町赤花の主楼谷(しゆろだに)地区。
狭いわき道の行き止まりにわずか6戸の小さな集落が見える。このままでは過疎化が進み、将来、活力のない地域になってしまうことが心配された。そこで、過疎化に立ち向かう知恵を求めて、村興しに積極的な全国十数箇所へ足を運び、グリーンツーリズム(農村滞在型余暇活動)と出会い、「うちの村にも自然のままの山村に無理なく訪問客を受入れられる宿泊施設はできないだろうか?何にもないけれど、恵まれた自然と、心づくしの田舎料理でもてなすことはできるんじゃないか?田舎を持たない人達にのんびり過ごしてもらいたい・・・。」そんな想いから地区有林の一部を売却するなどし、『八平』は誕生へ動き出しました。
八平誕生
ちりめんから民宿へ
景勝、文化財。主楼谷に何があるわけでもない。「こんなとこにだれが来るんだ」という声もあった。だが、とにかく始めた。建物は集会所と飼料置き場に手を加えた。つるはしとスコップを手に下水設備を整え、石垣を積んだ。ガラス窓はアルミサッシに変えたかったが、予算がなくテープを張っただけ。町の助成は「しばられる」と受けず、ご主人の勇さんを代表につくった法人で借金した。農業とちりめんを織って生計を立ててきた主楼谷。全員がちりめんをやめ、民宿に専念した。 そして1997年、八平が誕生した。名前の由来は、「ここの庄屋さんが『平八さん』。ちょこっと名前を使わせてもらいてえなって」ということで、ひっくり返して八平(はちべえ)。そば打ち、わら細工、豆腐やこんにゃく作り。それ以後も味噌や醤油作りも始めた。昔ながらの製法を守り続ける。そして勇さんは言う。 「昔は何でも自分らでやった。自給自足が農村の基本ですわね。その暮らしを都会の人と一緒に考え、やっていきたいんですわ」と・・・。
そして、現在
お金儲けではく、人儲け
八平をスタートして約20年。
雑誌やテレビなどでも紹介され、沢山の人が足を運んでくれ、リピーターも数え切れない。毎年八平でお正月を迎える家族、宿のチラシを作ってくれる人、宿の手伝いをしてくれる人、農作業を手伝ってくれる人、自分の田舎のように何度も訪れてくれる人・・・。八平を通して沢山の出会いがあり、お客さん同士のつながりもできた。そして素朴な農村の生活がこんなに人気あり、都会の人は『ふるさと』を求めているんだということを実感した。最後に御主人の勇さんが言う。 『お客さんに頼るのも、八平の魅力の一つになるんでね。長野の民宿で『最後は人と人の付き合い』って言われたが、その通りだなって思いますわね。』
各種料金
ご宿泊・各種体験の料金
ご宿泊
1泊2食付き
大人(中学生以上)7,000円、小学生5,000円、小学生未満3,000円
※乳幼児など非常に小さいお子さんについては電話にてご相談下さい。
素泊まり(食事なし)
1名4,000円
※冬季期間は1泊につき1名500円の暖房費を頂きます。
その他
食事のみの利用も可能です。
予算については、電話にてご相談下さい。
どぶろくの購入も可能です。
1升(1.8L) 4,000円
720ml 2,000円
360ml 1,100円
そば打ち体験
1名1,500円
5名分からの量となっています。グループ・ご家族でどうぞ!!
こんにゃく作り体験
1名1,500円
屋外での体験となる為、冬場はお断りさせて頂くことがあります。
どぶろく
関西で初のどぶろく製造免許を取得
以前に旅先で飲んだ味が忘れられず、3年間新潟へ足を運び研究してきました。 そして、2004年12月に関西で初めてのどぶろく製造免許を取得しました。わざわざ遠方からこのどぶろくを求めて来られるお客様もいるほど評判のどぶろくです。
「但馬産業大賞」を受賞
2008年3月5日
先進的な技術やサービスを提供する但馬地方の企業や個人を称える但馬県民局の「但馬産業大賞」を受賞致しました。
こぼれ話...
2005年秋、コウノトリ放鳥式典で来県された秋篠宮殿下(当時)にも飲んで頂きました。それから間もなくして、紀子様ご懐妊というおめでたいニュースがあり、ラベルに親子のコウノトリをデザインするようになりました。
初仕込み
2004年12月4日
初仕込みが行われました。同時にテレビニュースの密着取材も開始されました。
各種イベントにて試飲即売会を実施
兵庫県内のイベントを中心にブースを出展し、試飲即売会を随時実施しています。
※写真は2019年11月17日に大阪で行われた《ひょうご五国博覧会 in 大阪2019》の試飲即売会の模様です
お問い合わせ
兵庫県豊岡市但東町赤花572-1
0796-56-1116